部署単位でWEBサーバーが必要になったので社内サーバーにCentOS7を入れてKVMを立ち上げて仮想化してみました
その手順を忘れないように書いておきます
ホストOSとなるCentOS7のインストール手順は省略します
今回使用したサーバーは「CPU4コア、メモリ24G」です
必要なソフトのインストール
# yum -y install libguestfs libvirt libvirt-client python-virtinst qemu-kvm virt-manager virt-top virt-viewer virt-who virt-install bridge-utils
# systemctl start libvirt
# systemctl enable libvirt
ネットワークの設定
ゲストOSが外部接続をできるようにネットワークブリッジの設定をします
社内システムのためfirewallは切っています
# cp -rp /etc/sysconfig/network-script/ifcfg-eth0 /etc/sysconfig/network-script/ifcfg-br0
# vi /etc/sysconfig/network-script/ifcfg-br0
// IPの設定などは残しておきますがUUIDは消します
// 変更箇所は以下の部分です
TYPE=Brige
NAME=br0
DEVICE=br0
ONBOOT=yes
# vi /etc/sysconfig/network-script/ifcfg-eth0
// IPとGatewayの設定は消しておきます
TYPE=Ethernet
BRIGE=br0
NAME=eth0
UUID=xxxxxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxxxx
DEVICE=eth0
ONBOOT=yes
# systemctl restart network
// ネットワークの確認
# nmcli d
ゲストOSの作成
ゲストOSはホストOSと同じCentOS7を使用します
# cd /tmp
# curl -LO http://ftp.riken.jp/Linux/centos/7/isos/x86_64/CentOS-7-x86_64-Minimal-1804.iso
ダウンロードしたCnetOS7を使用してvirt-installでインストールします
今回はCUIでインストールをします
# virt-install \
--name=centos \
--ram=8192 \ // メモリサイズ
--disk path=/home/kvm/centos.img,size=60 \ // ホストOS作成先パス、ホストOSディスクサイズ(G単位)
--vcpus=1 \ // ホストOSのCPU
--os-type linux
--os-variant rhel7 \
--network bridge=br0 \ // ネットワークの設定
--console pty,target_type=serial \
--location /tmp/CentOS-7-x86_64-Minimal-1804.iso \ // インストールに使用するISO
--extra-args 'console=tty0 console=ttyS0,115200n8' \
--graphics none // CUIインストールの場合は指定
起動が完了するとCUIでのインストールが開始します
その後は通常通りインストールを進めていきます
インストールが完了するとコンソールでの起動となります
終了させたい場合は「Ctl+]」で抜けます
インストールでIPをしていた場合はSSHですぐに接続することが可能です